アレルギーが起こる理由 ー小島の健康ブログ80ー
みなさんこんにちは、小島です(^^♪
本日は
アレルギーが起こる理由
ー小島の健康ブログ80ー と題して紹介します。
結論
まだ謎の多い食物アレルギーだが、徐々に明らかになりつつある。
私たちの免疫反応は、口から入ったものには寛容になり、皮膚のバリアを突破して侵入したものは厳しい。
異物(アレルギー)に対して攻撃をする力、つまり免疫力は私達の身体に備わっています。
ですが、異物を全て攻撃していたら私達は食事で異物を取り入れているため、生きていけません。
その為
私達の身体には口から消化管までには異物に反応しない様にする仕組み、
経口免疫寛容(けいこうめんえきかんよう)があります。
この仕組みを利用したのが漆職人です。
漆職人は漆による皮膚のかぶれを防ぐ為に漆を舐める事で身体が慣れていき、皮膚に付着した漆への反応を抑える効果があります。
ですが、
人によっては経口免疫寛容(けいこうめんえきかんよう)がうまくいかないことがあります。
それが、食物アレルギーです。
例えるならりんごや小麦、蕎麦などに含まれる物質に対して全身に様々な症状を引き起こしてしまいます。
なぜ食物アレルギーが起こるのかは
以前は、口から摂取した食べ物によるアレルギー反応(経口感作 けいこうかんさ)
だと考えられていましたが、
ここ最近では皮膚の角膜(かくまく)を破り、皮膚を通して体内に侵入してアレルギーを成立させる
経皮感作(けいひかんさ)が原因だと言われています。
例えるなら
りんごを食べてアレルギー反応が出た際にリンゴが原因だと考えるのが経口感作(けいこうかんさ)で
りんごの汁が肌に触れ、食べずともアレルギー反応が出た際にリンゴが原因だと考えるのが経皮感作(けいひかんさ)です。
最後に
原因が分かれば、対策ができるのが医療だと思います。
徐々に分かってきている食物アレルギーにより困っている人が今後、悩まなくなる事を願っています。